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SLA

SLAは故鈴木信夫先生により開発され、1977年に初めて公式の場に発表された。鈴木によると、日本人はモンゴロイドに所属し短頭系であるが故に不正咬合の中でも下顎前突の発生頻度が高く、その改善のためにSLAを開発した。すなわち鈴木は成長期の下顎前突の患者に対し、下顎骨の成長抑制のためchin capを多用していたが、それに加えて上顎骨の成長促進が必要である事を痛感し、特にその水平方向の成長促進をはかるためSLAを開発したのである。しかし鈴木がそのSLAに至った最初のきっかけとして、彼も初めはブラケットによる矯正治療を行っていたが、それにより歯にカリエスを発生してしまう欠点を克服しないといけないと強く感じ、SLAの開発に至ったことを忘れてはいけない。
 その様な経緯があったがために、その後鈴木はSLAとBimlerを併用することにより上顎前突も治療を可能にし、更にエラスティックやオープンコイルを使用して叢生も、更には抜歯も含む矯正治療も可能としたのである。

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SLAにはloopのついたActive SLAarchだけのPassive SLAがあり、それぞれ上顎用と下顎用がある。SLAはリンガルアーチであるが故に審美的に優れ、矯正治療に伴うカリエスの発生はまずないと言ってよい。SLA治療の最大の特徴は、1回あたりの歯の移動量を歯根膜の厚み以内に抑えるというもので、これにより歯根膜内の血流が維持されるため、歯の移動に伴う疼痛や歯根吸収、歯肉の退縮が抑えられる。


869斉藤玄011226正面_修正.JPG869斉藤玄011226正面_修正.JPG

参考症例1(8歳10ヶ月男児)

Bimlerと下顎SLAの併用症例

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参考症例2(8歳0ヶ月女児)

Bimlerと下顎SLAの併用。Bimler終了後上顎SLA使用

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参考症例3(9歳7ヶ月男児)

上顎中切歯の捻転とスペース不足を伴う前歯部反対咬合症例

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参考症例 4(10歳3ヶ月男児)

 犬歯の叢生を主訴に来院した男子

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